2009年 05月 31日
阿波和三盆の岡田製糖所にて、感動の作業場見学
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和三盆という名前、聞いたことがある方がほとんどだと思いますが、
「和三盆糖」っていったい何のことでしょう?
和三盆とは、砂糖を職人の手で研いで(練るような作業)作られるという
独特の製法で現在も製造されているお砂糖です。
今回の四国の旅にて、そんな和三盆の工場へお買い物に行きました。
※これまでの日記 渦潮~徳島ラーメン ・ ケーブルカーで行く祖谷温泉
工場直売所にてしばらくお買い物を済ませ外へ出ると、
職人さんらしい方がいらっしゃいました。niceタイミング!!と思い
早速声をかけてみたところ、"製法人"というまさに砂糖を研ぐ職人さん。
いろいろお話をお伺いしていると、なんと@@!!製法場の見学まで
させていただきました。
200年以上の歴史がある、今回訪れた岡田製糖所の製法場は
現在も昔の製法を守りつぐ、数少ない製糖所でした。
使われている道具達も、年期の入ったものばかり。
特に、この原料に重石をかける押し槽とよばれるこの道具、
今まで日本の「さしすせそ」を勉強してきた私にとっては
宝箱のような輝きをはなつものでした。
昔は、このような装置を使って醤油や酒を製造していたんです。
まだいただいたことはないのですが、写真で見る京都のすぐき漬けの
製法にも似ているような気がします。
約6日かけて研ぎと重石の行程を経て製造され、できたての和三盆もいただきましたが
フワフワの口溶け。これを一週間かけて自然の力である天日に干され
和三盆が完成します。乾燥後の"露糖"と呼ばれる手作り工場ならではの
和三盆は、味も濃厚で口当たりも良く、いつまでも食べていたい…
そんな気にさせてくれるものでした。(上の写真の一番手前にあるのが露糖です)
このような伝統製法や文化そして味、私たち日本人には本当に宝だと思います。
いつまでも守られ、受け継がれていかなければらならないものだと
私も陰ながら応援していきたいと思います。
今回行った場所:
「岡田製糖所」
〒 771-1310
徳島県板野郡上板町泉谷字原中筋12-1
tel: 088-694-2020
和三盆については、毎月連載中の調味料マイスター協会のblogにて
また詳しく解説したものが6月にUP予定です。
次回、更新されたらご案内しますね。
四国の旅、美味しい鳴戸鯛についてはまた次にでも~♪
「和三盆糖」っていったい何のことでしょう?
和三盆とは、砂糖を職人の手で研いで(練るような作業)作られるという
独特の製法で現在も製造されているお砂糖です。
今回の四国の旅にて、そんな和三盆の工場へお買い物に行きました。
※これまでの日記 渦潮~徳島ラーメン ・ ケーブルカーで行く祖谷温泉
職人さんらしい方がいらっしゃいました。niceタイミング!!と思い
早速声をかけてみたところ、"製法人"というまさに砂糖を研ぐ職人さん。
いろいろお話をお伺いしていると、なんと@@!!製法場の見学まで
させていただきました。
200年以上の歴史がある、今回訪れた岡田製糖所の製法場は
現在も昔の製法を守りつぐ、数少ない製糖所でした。
使われている道具達も、年期の入ったものばかり。
特に、この原料に重石をかける押し槽とよばれるこの道具、
今まで日本の「さしすせそ」を勉強してきた私にとっては
宝箱のような輝きをはなつものでした。
昔は、このような装置を使って醤油や酒を製造していたんです。
まだいただいたことはないのですが、写真で見る京都のすぐき漬けの
製法にも似ているような気がします。
約6日かけて研ぎと重石の行程を経て製造され、できたての和三盆もいただきましたが
フワフワの口溶け。これを一週間かけて自然の力である天日に干され
和三盆が完成します。乾燥後の"露糖"と呼ばれる手作り工場ならではの
和三盆は、味も濃厚で口当たりも良く、いつまでも食べていたい…
そんな気にさせてくれるものでした。(上の写真の一番手前にあるのが露糖です)
このような伝統製法や文化そして味、私たち日本人には本当に宝だと思います。
いつまでも守られ、受け継がれていかなければらならないものだと
私も陰ながら応援していきたいと思います。
今回行った場所:
「岡田製糖所」
〒 771-1310
徳島県板野郡上板町泉谷字原中筋12-1
tel: 088-694-2020
和三盆については、毎月連載中の調味料マイスター協会のblogにて
また詳しく解説したものが6月にUP予定です。
次回、更新されたらご案内しますね。
四国の旅、美味しい鳴戸鯛についてはまた次にでも~♪
by chocove
| 2009-05-31 13:18
| 調味料